世界のトイレ活動に参加したい人のためのサイト[2024年4月29日時点]

こんにちは。白倉正子です。このサイトは、世界トイレ協会に参加したい人のために作成した特別サイトです。
興味がある人は、こちらから情報を得てください。書いてあることは白倉個人の過去の経験や個人的な見解による情報です。だから変わるかもしれません。
掲載情報は、予告なく随時更新します。本気で参加者したい人とのやり取りは、別のLINEグループで行います。

■1、世界のトイレ活動、および世界トイレ協会(WTA)とは?

 世界には、トイレに関する活動をしている団体は、いくつかあります。その中で、このサイトでは、WTAをメインに紹介します。
 World Toilet Association(WTA)は、世界のトイレ問題(特に発展途上国)を救うことを目指して、2007年に発足した国際NGOです。本部は、韓国の水原市にあります。水原市は人口120万程度の都市で、首都のソウルや仁川国際空港から1時間ほどの位置です。 
  ◆公式サイト:http://www.withwta.org/home_en/
 なお「World Toilet Organisation」(WTO=世界トイレ機構と呼んでいます)とは違います。こちらはシンガポールに本部があります。
  ◆公式サイト:https://worldtoilet.org/

■2,WTAの主な活動とは?

WTAの主な活動は、公式サイトを参考にしていただきたいですが、私が知っている範囲では、①カンファレンス(会議など。3に詳細)、②トイレがない地域への建築物の寄付(年間3~4件程度。以下写真)、③それ以外です。②は1月ごろに希望者への応募要項が届き、応募者の中から厳選なる審査の上、数か所を決定するそうです(日本は公共トイレは、あちこちにあるので、応募はしていません)。

■3,カンファレンスとは?

カンファレンスとは、4日間程度の講演会や発表・会議・視察・観光などを含んだプログラムです。白倉はこれに参加するために、よく海外に行きます。開催時期は年にもよりますが、初夏や秋が多いです。参加者は、海外のNGO/政府関係者/医療関係/企業/個人/学生などです。誰でも参加できます。具体的な内容は以下です。
 講演会…開催国のトイレ問題や、その改善例などが聞けます。
 発表…参加者が自国の活動を話す機会があります。しかし確実ではありません。
 会議…WTAの組織運営について話し合います。なお役員のみのケースもあります。
 視察…開催国のトイレに関する視察(バスで移動)があります。公衆トイレや下水処理場などです。
 観光…開催国の観光地に行くことがあります。ただし天候などで変わることもあるでしょう。 

なお、2024年は、9月23日(月)~26日(木)にラオスのビエンチャンで開催されるとは発表されました。詳細は、5月に関係者に届られる予定です。
 ◆ 公式Facebook : https://www.facebook.com/withwta
カンファレンスに参加するためには、事前申込が必要です。また、会員と非会員では価格が変わります(詳細は以下の4)。
カンファレンスに参加する日本人を今回は広く募集し、意見交換をしながら進めます(詳細は以下の6)。
参加者には、多少のお手伝いをしていただく可能性があります(詳細は、以下4の③E)。
参加者としてふさわしいことや、魅力は以下です。
 ・世界(特に発展途上国)のトイレ課題の解決に興味や技術がある人
 ・トイレ問題の解決を通じて、世界の人と仲良くなりたい人
 ・開催国のトイレ文化や課題を知ることができる。
 ・トイレ参考地や観光地に行ける。

◆4,カンファレンスに参加するための準備とは?

カンファレンスに必要な、代表的なものは以下です。
 ①時間
  4日間のカンファレンス当日だけではなく、移動のための前後の数日の余裕が必要です。つまり9月22日に移動し、27日~28日あたりに帰国となります。チケットは安い物を早く入手するように努力する予定です。なお開催前後に個人的に旅を追加するなど個人行動は構いませんが、基本は集団行動ですので、周りの人に迷惑にならないよう配慮をお願いします。
 ②言語力
  会話はほとんど「英語」で行われます。通訳が必要な場合には、各自で探す必要があります。なお、白倉は英語の話せる参加者に助けていただいたり、通訳を自分で探して雇ったりもしました(有料)通訳にも、参加費や移動費がかかるので、ご注意してください。なるべく参加者同士で助け合っていきたいと思います。
 ③お金
  会員になると、開催国に入ると、空港からの移動費や宿泊費・食費・観光のための費用は、WTAが負担してくださいます。よって個人で必要なのは、以下です。
 A:渡航費…なるべく格安チケットなどを、早めに手配したいです。4月末時点では、ラオスまでの往復は、9万円程度でした。
 B:国内移動の費用…出発地は「東京」(羽田・成田)を基本とします(白倉が横浜在住のため)。他の地域(海外含む)からの移動は、各自で手配してください。現地に9月22日に到着するのが理想的です。海外旅行保険も入るとベストでしょう。
 C:会費…日本人が個人会員として入会する場合には200US$/年がかかります。1$が約150円の場合、3万円程度になります。(会費の金額は、滞在国により異なります。例えばアフリカの人は100$です)。入会には時間がかかるかもしれないので、いつまでに手続きをすべきか?は早めに確認しておきます。なお、未入会でも参加可能ですが、参加料は会員よりは高額になる可能性があるので了承ください。
 D:個人の土産など…観光地に行くことがありますので、現地の土産が買えます。また自由時間に、地元のスーパーで買い物をすると楽しいですよ。
 E:企画協力関係…本企画で特にお手伝いの度合いが多い人に、通信費を払うかもしれません。
 A~Eを総合するとラオス訪問の場合、10~20万円あると良いでしょう。ただし渡航費は変動が激しい時期なのでご注意ください。
④意欲
 主な内容は、発展途上国のトイレ課題についての議論です。日本の抱えるトイレ問題とは、状況が大きく異なるので、あらかじめご了承ください。よって単に「日本のトイレ改善に役立てたい」「海外のトイレが見たい」と希望する人は、別の機会を探した方が良い気がします。
⑤体力
 すべてのことに言えることですが、健康な体であることが、理想的です。なれない外国で病院に行くのは大変だと思います。また訪問国によってはワクチン接種が必要なケースがあります。その場合には準備も費用も掛かります。
 ラオスの場合は、A型肝炎 B型肝炎 、破傷風 、狂犬病日本脳炎と書いてありました。ただしWTAの行く場所は、比較的安全で清潔な場所が多いです。よって個人判断としますが、他の渡航者に迷惑にならないようにしましょう。
 【参考サイト】
 https://mymc.jp/outpatientconsultation/travelers/travel_laos/

高額の費用と、長い時間を使う企画なので、よく吟味してください。

■5,日本人の関わり・参加希望者の状況

  日本人では、組織の発足当初、池原さんという日本人が関わってました(今は関わっていません)。
  その後2017年に、トイレ研究家の白倉正子が、池原さんに誘われて、韓国でのカンファレンスに一人で行きました。
  その後白倉は、2018年に入会し、2023年までの間に8回のカンファレンスに参加しています(南アフリカ・ザンビア・韓国など。そのうち2回は、コロナ感染期で、オンライン開催でした)。
  2018年11月に南アフリカで参加した時に、通訳として参加したカヨさんが、二人目の日本人会員です。
  2023年5月に韓国で参加した時には、エトウさんが、3人目の日本人会員となりました。
  2023年5月の臨時総会で、白倉正子が、理事に就任しました(日本人初)。役員は(韓国以外)1か国1名が上限です。
  ※本活動は、日本トイレ協会とは関係ありません。ただし日本トイレ協会国際委員会では、非公式で簡単な報告のみしています。

■6,2024年9月に向けた、今後の進め方

2024年9月23日~26日の開催に向けて、以下を行います。
①興味がある人は、白倉作成のアンケートに答えてください。その回答者にのみ、具体的な情報を提供します。現在16名が回答済です。【第一締切:5月10日】
 <アンケートフォーム>
 https://docs.google.com/forms/d/1LWFby2fBCazXKQdp7AWyIaTjX1jVmwNT-dp4jWW38AA/edit
②5月にWTAから送られる開催概要が届いた時点で、参加希望者会議(オンライン/ZOOMを使用)を行います。
 その時点で「ちょっと興味がある人」が参加してもいいですが、日程調整などは「必ず行きたい人」を優先して決めますので、ご了承ください。 開催時期は、5月末を想定しています。
③本気で行きたい人で、意見交換用のLINEグループを作る予定です。

今後は①のアンケートで「情報が欲しい」「ちょっと欲しい」と答えた人に、詳細をメールで直接伝えます。
白倉に相談がある人は、本サイトの「お問合せ」よりご連絡ください。個別にお返事します。
みんなで、「トイレから地球革命!」を実現しましょう。

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