コンビニトイレの公共化に対する意見の掲載
このHPへの掲載を忘れてましたが、以下の記事に私の意見を述べさせていただいております。
■コンビニトイレの公共化に対する意見
東京新聞 2022年3月29日掲載
https://www.tokyo-np.co.jp/article/168366/2
内容を簡単に紹介すると「〈自治体〉公共トイレを増やしたい→だけど作るのは大変→コンビニ店舗のトイレを公共トイレにできないか?→〈コンビニ経営者〉集客になる反面、管理が大変だよ~→〈白倉〉だったら税金を出すなど補助すべきでしょ!」って感じです。
最近、こういう記事を含め、「トイレの維持管理(メンテナンス)」に注目が集まっています。
維持管理(メンテナンス)とは、「清掃や備品の補充」「故障対応」「マナー対応」が代表的な課題。つまり良い状態を保持するために行う行動です。
今までそれらは「見て見ぬふり」「関係者が行うもの」として、注目されなかったけれども、そもそもそれがおかしいと思います。だって使う物なんだから。汚れもするし。トイレというだけで「汚してもかまわない」「掃除は掃除の人がするんでしょ?」と投げやりな人が多く、汚す以外にも、破壊行為や盗難などが後を絶たない。それらの対処に追われてきたのは、整備担当者や清掃の人。文句を言っても、聞いていもらえない。予算も限られている。だから放置される…の繰り返し
もっと現場の人の意見を聞いて、もっと対処してあげなさいよ!!
と私は訴えている。これを言って社会にインパクトを与えるには「そういう(専門の)人に言われたら、ほってけないし、納得もする」という風に扱われるようになりたかったから。
今回はそれができて、誇らしい。
でも、だからといって、問題が解決したわけでも、自治体関係者やコンビニオーナーが楽になったわけではない。むしろ利用者を含め、3者が気持ちよく使えるようになるには、使用者のマナー向上が最優先課題となる。
この辺を今後もみんなで議論していきたいものだ。
使用者が安全で清潔なトイレを求めるのは、もっともだからだ。
ちなみにこの記事の続編は、こちらです。
■東京新聞 5月12日掲載
https://www.tokyo-np.co.jp/article/176706
※私のコメントはありません。その代わり、コンビニトイレの研究家の小松先生の意見が紹介されています。