Abema TV と日テレで、共用トイレを語る

2023年2月に渋谷区幡ヶ谷に誕生した公衆トイレに、「女性トイレが無い」とのニュースが、「渋谷区は女性トイレを作る気が無い」というニュアンスに伝わってしまい、ちょっとした論争を生まれました。
私は「こりゃ、ひと悶着起こりそうだな…」と予想したが、翌日、案の定、テレビ局2か所から「白倉さん、どう思います??」と相談が来て、急遽、テレビ出演に至りました。

〖話題になったニュース〗
 ●問題提起になった議員のTwitter
  https://twitter.com/sudaken_shibuya/status/1632724021216432130
 ●それをニュースにした記事
  https://news.yahoo.co.jp/articles/d5b9a30f299d076b9998e9ae69284e9b9b691029
 ●「女性トイレを作らないことはない」との誤解を解く説明をする渋谷区のコメント
  https://www.city.shibuya.tokyo.jp/shisetsu/koen/kuritsu/hatagaya_publictoilet.html
 ●このトイレができたことを伝える報道
  https://www.shibukei.com/headline/17314/

正確には「共同トイレって、今後、増えるの?」とか「海外はどうなっているの?」というご相談。
つまりジェンダー問題のことを、深く意見を求められたというより、「今後のトイレってどうよ?他のトイレとの関係性は?」という視点。私はジェンダーに関することの研究者でも、当事者でもないので、あくまで他のトイレ情報を合わせた総合的なコメントでいいなら…と言う条件の元、出演を承諾した。

1つ目は、3月8日(水)21時~の「Abemaプライム」の生出演。
19時にタクシーに飛び乗り、20時にはスタジオ到着。
21時には出演。22時には、家に帰宅していた。

すげーなあ。
高速道路を飛ばしてくれたタクシー運転手に感謝である。

放送中に私が言ったのは「SDGsのゴール6にトイレの課題が含まれて以来、一人も取り残さない対策を求めらるようになったため、いろんな立場は状況の人の希望や不満・長年の想いが語られるようになった。良いトイレを作る上で、いろんな意見を知ることは良いことだが、いろんな意見があるのも事実。よって1つのトイレですべてを叶えるのは、物理的に不可能。だから複数のトイレで機能を持ち合わせて対応するとか、多少の変化や犠牲があることは理解をする必要がある」との趣旨のコメントを話した。それから「渋谷区は女性トイレを無くすつもりではなく、一人でも多くの人の使いやすいトイレを追求しているだけ。トイレはこれ以外にもたくさんある」「女性の性犯罪のリスクは、やはり配慮すべき」とも。

そもそも、性犯罪があるから、こういう問題はいつまでも平行線をたどる傾向にある。
も~!!!!
世の中の男性のみなさん!性犯罪はやめてください!ほんとーに!
一部の人だと思いますけど、あなた以外の人が、みんな困るんですよ~!


2つ目は、3月9日(木)8時~の日本テレビ「スッキリ」
ここでは、8日の18時にオンライン収録した画像が使われた。
そこでは「共同トイレは、徐々に増えつつある」「コンビニのトイレが人気なのは、多様なジェンダーの人が、男女の区別に関わらず、さりげなく入れるから」など。海外の事情も、私の言葉をヒントに、テレビ局の人が情報を集めて整理してくれた。

この論争は、しばらく続くだろう。
一度は通るべき道である。
様々な論争を経て、トイレから「譲り合う心」を社会に浸透させていくのだろう。

AbemaTVに出演している様子(中央が白倉)
日本テレビ「スッキリ」に出演している様子

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