YOSAKOIソーラン祭りの審査員になりました
YOSAKOIソーラン祭りの『ファイナル審査員』に、選ばれました
あ〜〜、やっと公表できる
私、審査員に選ばれたんだよ〜〜
しかもファイナルの審査員!
今まで、守秘義務があったからさ…
んで、詳しく説明すると…
YOSAKOIソーラン祭りとは、札幌の初夏の有名なお祭り。鳴子を持ち、街を舞台に、エネルギッシュに踊る。
踊り子280組で2万人。
観客は200万人以上。
6/7〜11開催。
北海道内や、全国だけでなく、海外からも参加。
学生から社会人、チビっ子から、ジジババまで、綺麗な衣装、華やかなメイク、賑やかな音楽、キビキビした振り付け、こだわった地方車(じかたしゃ)、どこに隠していたの?と不思議でたまらない小道具、ハンパない集団行動…。
とにかく素人集団がやっているとは思えないくらい、完成度が高いのです。
〈YOSAKOIソーラン祭り公式サイト〉
そんな踊り子が目指すのが、
『YOSAKOIソーラン大賞』
それを審査するのが、名誉あるファイナル審査員。
私はその一人に、選ばれちゃいました!
… うっそ〜〜〜
… 信じらんない!
… 私でいいの??
と何度思ったか、数え切れません
だってさあ…
理由が泣けてくるんですよ
実は私は、1999年〜2008年まで、メイン会場である大通公園で、10年間、トイレ責任者をしていました。
具体的には、トイレの掃除の指導やら、トラブル対応やら、トイレットペーパーの補充やら…。
最後の決勝戦(ファイナル)の時間帯は、華やかな舞台を横目に、ひたすら会場のトイレの見守りや掃除に走り回っていました。
祭りのトイレは、気に止まりにくく、汚いもの。それをいかに快適で安全な存在にするか?を、走りながら考える現場主義の仕事でした。
あれから14年。
YOSAKOIはコロナで2年中止になりながらも、復活しました。
そして、会場運営のハチさんより、『白倉さんが、以前、YOSAKOIを下から支えてくれたから、今の大規模な祭りに成長できたんだよ。だから感謝しています。だから恩返しがしたいんだよ。今度はゆっくり、座席に座って、YOSAKOIのお祭りを楽しんでよ』言われ、審査員として、VIP扱いしていただきました。
おいおい…
座席って言っても、
審査員席じゃん!!
最高過ぎるって!
トイレがきっかけで選定された審査員は、初めてでしょう。
嬉しかったのは、『裏方の苦労を認めてくれた』こと。
どんな活動にも、地味で目立たない『裏方』がいるもので、感謝はされても、『評価』はされません。
『頭が下がる思いです…』とよく言っていただきますが、その場で『ペコリ』と頭を下げるパフォーマンスをされて終わる場合が大半です。
しかし今回は違います。
敬意を表し、VIPとして招いてくださり、最高の名誉と座席を、手配してくださったからです。
ただ、敢えて言うなら、それが『YOSAKOIソーラン祭りの信念』なんだと思います。
なぜなら、ゼロから大学生(長谷川岳さん)が作り上げたこの祭りは、強制力や、義務感ではなく、情熱と汗で作られているからです。
インフラ整備も、具体的にそれを物語っています。学生だけの運営には限界が見え、市や警察が本気で協力しはじめた歴史があるからです。
そんな裏話の中に、トイレ対策もありました。
祭りで、たくさんの人が押し寄せ、トイレに長蛇の列が出来、『なんとかしなきゃ!』と喫緊の課題となり、今、国会議員で、当時、祭りの仕掛け人だった長谷川岳さんに、『白倉さん、なんとかならない?トイレ責任者として、祭りを支えてよ!』と頼まれての10年間でした。
普通は、仮設トイレ会社のレンタル会社が、現場に置いて、数日後に回収しておしまいなのですが、YOSAKOIは違うのです。
現場で課題が見つかれば、油性ペンと紙で指示を書き、ガムテープで貼ればいいんです!
電球が切れたら、コンビニに走れば、問題解決するのです!
ゴミをこまめに回収すれば、詰まり問題は、予防できるのです!
ああ、懐かしいなあ……
語り出すと、長くなるぜ〜
あれはあれで、私の『舞台』でした。
そんな苦労の一番ど真ん中にいるのが、今回私にチャンスをくれた、ハチさん。誰もが認めるYOSAKOIを支えるお兄ちゃんです。
長谷川岳議員も、全てを一任する、信頼熱い人。見た目は優しいクマさんみたいなお兄さんですが、眼光鋭く、200万人の来場者と、素人に近い大学生スタッフを支える、みんなの支えの存在です。
あーゆーキーマンが、大事だよ、ほんと
ちなみに祭りのトイレも、だいぶノウハウが溜まったり、参加者の慣れなどもあり、問題は無しでした。明日また書きます。
ファイナルも最高でした。
あれはねぇ、、、
言葉じゃ、表現しきれないよ!
感動の塊です!
優勝が千葉県のチームでしたよ。
あれだけの大所帯(100人以上)がわざわざ本州から来る苦労を考えると、涙が出ますよ。
身分不相応の役割をいただき、恐縮ですが、楽しかったです!
チャンスをくれたハチさん、ありがとうございました。
そして、私に『汗と涙の歴史』を作らせてくれた、長谷川岳議員(参議院)にも、この場で御礼申し上げます。
〈長谷川岳議員〉